「バロックギヤ」で登る全国の峠をご紹介します。 峠のある地域のプロショップ店主やバロックギヤのユーザーさんが案内する地元ならではのローカル情報も掲載します。
【神奈川県 土山峠】
2019年7月10日(水) 梅雨の晴れ間!! 山内輪店が定休日なので、サイクリングに出かけました。 自宅から往復80km程の距離で手軽に行ける「土山峠」を目指して ブリヂストン ANCHOR RNC7 に乗って バロックギヤ36T±2 を装着しています。 ペダリングモニタで測定したデータを公開します。
【頂上手前30分間の記録】
土山峠に差し掛かってからしばらくは、アウター52T×21Tを中心に変速を繰り返してケイデンス85rpmを維持するように走ります。 頂上手前11分あたりで急勾配に対応してインナー36Tに落とします。 36T×19から21Tだったのも束の間、最後の急勾配では、ファイナルローの28Tに落としてケイデンス85rpmを維持しました。 仕事率(W)は、最後の急勾配を走った5分間だけ300W前後を記録しています。
前回の「土山峠」紹介記事でも書きましたが、初心者が無理なく峠攻略するには、「ケイデンスを一定に保つ」ことが大切です。 峠頂上付近でも80rpm以上の高ケイデンスが維持できれば、割と無理せず登れた感が強くなります。
「バロックギヤ36T±2」でのベクトル と クランク軸トルク
運動強度が高くなるとペダリング効率が高くなりベクトル配分も理想的になる傾向があります。 左図は、頂上手前5分間の範囲で左脚のペダリングベクトルを観察したものですが、クランク角度で60°から120°の範囲でほぼ接線方向に強いベクトルが出ており理想的なペダリングをしていることが判ります。 これは、選手個人のペダリングテクニックによるものとサドルポジションによるもの さらにバロックギヤの非円形形状によるもの 3つの要素が関係しています。
【山内剛さん からアドバイス】
1.サドルポジション
各個人の股下寸法に合わせたサドル高さの設定。 大腿骨長を考慮した前後位置の設定。 によってペダリングベクトルに大きな変化がでます。
2.インナーギヤ形状
運動強度が高くなるヒルクライムなどでは、特にギヤの非円形形状によってクランク軸トルクのピークが出現する角度が変化します。 山内輪店では、ペダリングモニタのデータに基づいたバロックギヤの選定のアドバイスも行っています。
山内輪店 は、2020年5月 に閉店しました。
歯数 | 形状 | 角度 | 価格(税込) | Red | Black | Blue | Gun |
34T | ±2 | 90° | ¥18,480 | ![]() |
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34T | ±3 | 90° | ¥18,480 | ![]() |
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36T | ±2 | 90° | ¥18,480 | ![]() |
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歯数 | 形状 | 角度 | 価格(税込) | Red | ‐ | - | ‐ |
34T | +2-1 | 90° | ¥18,480 | ![]() |
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36T | ±2 | 90° | ¥18,480 | ![]() |
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